新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては晴れやかな新春をお迎えのことと存じ、謹んでお慶び申し上げます。
昨年中は各方面の方々から格別のご指導ご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。当院は平成23年4月の開院以来、間もなく満5年となります。
前身である北九州市立若松病院の時代から若松区内の唯一の総合病院として、地域医療を支えてきましたが、産業医科大学への移譲後も高水準で安心な地域医療の維持・推進を最重要課題として病院運営に努力してまいりました。
特に、若松地区を含めて北九州市は高齢化率の高い政令指定都市であり、高齢の方々に増加してくる慢性疾患に対応すべく、産業医科大学病院と連携しながら、一次医療から高度先進医療まで取り組んでおります。
また高齢者の方々の在宅医療の重要性を踏まえて、昨年4月から居宅介護支援事業を、6月から訪問看護サービスを開始いたしました。
今後数年のうちに医療制度の大きな変革が推し進められることが予想され、また平成29年度からは新しい専門医制度が発足いたします。
こうした激変の中にあっても当院は医師、看護師をはじめとする職員全員が一丸となり、地域医療への貢献を継続し、さらに発展させてまいります。
本年もより一層のご支援ご指導をいただきたくお願い申し上げます。
最後に今年1年の皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。