佐賀大学 学長 宮﨑耕治

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 新年明けましておめでとうございます。

 昨年10月より佛淵孝夫前学長(現佐賀記念病院統括院長)の後任として、佐賀大学長を拝命しました宮﨑です。平成20年からの6年間、佐賀大学医学部附属病院長を務めた際にも、関係医療機関の皆様には多大のご支援を賜りました。改めて御礼を申し上げます。

 さて、本学を含め、全ての国立大学は平成28年4月から第3期中期目標期間に入ります。6年間を一つのスパンとして、教育、研究、社会貢献に取り組むことになりますが、本学は特色・強みにおいて世界・全国的な教育・研究を行うことを目指しつつも、地域のニーズに応えて、自治体や企業に貢献する人材育成や課題を解決するCOC大学、いわゆる「Centerof Community」を目指すことといたしました。

 すなわち、佐賀の地域から必要とされる「佐賀のための佐賀大学」を目指すこととしています。

 有田焼創業400年の節目となる今年、佐賀県からの強い要請を受けて有田窯業大学校を統合し、新たに開設する芸術地域デザイン学部は、特設美術科の伝統を発展させ、地元有田の窯業界が有する人的・物的資源を最大限に活用して、地域や世界で活躍できる人材を育成するものであり、COC大学として、地域にも必要とされる人材を輩出できるものと期待しています。

 医学分野においても、地域ニーズを踏まえた展開を予定していますが、医学部附属病院では、「患者・医師に選ばれる病院」を目指し、これまでも
①地域医療への貢献、
②良き医療人の養成及び
③高度医療技術の開発研究に取り組んできました。

 そして県内唯一の大学病院として、より一層地域医療に貢献し、質の高い医療の提供を確実に行っていくため、病院の再整備を進めています。

 これまでに、既存病棟の改修や新病棟の建設、高度医療機器の導入等を行ったほか、市民病院に総合医育成のための研修センターを附置し、平成26年1月からはドクターヘリを配備、平成27年3月には九州で3番目となる高度救急救命センターに指定されるなど、佐賀県の医師不足解消、救急医療レベルの向上に貢献してきました。

 現在、少ない医療資源の効率化を目指した自己管理型診療カードの発行を進めており、医療の6次化を目指すことで今後とも地域医療に貢献していきたいと考えています。

 本年もご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


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