医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院

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2014 年10 月、新2棟が完成。急性期医療を中心に / 地域の中核病院としての機能を拡充

許可病床数■719 床( 一般病床713 床、感染症病床6 床) /実働病床数■672 床( 一般病床666 床、感染症病床6 床) /診療科目■内科、精神科、神経内科、循環器科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、放射線科、麻酔科、リハビリテーション科、病理診断科、歯科、歯科口腔外科(20 科目)

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医療法人 豊田会 刈谷豊田総合病院
井本 正巳 病院長
いもと・まさみ/ 1976 年に名古屋大学を卒業。1998 年、刈谷豊田総合病院入職。2000 年、同病院副院長を経て2012 年より同病院病院長

 刈谷市は数多くのトヨタ系企業が本社を置き、人口約15万人を抱える大きな自治体です。市の人口増加とともに総合病院の開設を求める市民の声が高まり、1962年に刈谷市とトヨタ系企業7社からなる医療法人豊田会が設立されました。そして翌年に当院の前身である刈谷豊田病院を開院しました。

 創立の経緯からも、市民のための病院であることがわれわれの原点です。医療法人豊田会は、「保健・医療・福祉の分野で社会に貢献します」という理念のもと、民間企業のノウハウも取り入れた合理的な運営をしています。

 民間企業のノウハウとして、たとえば医材管理ではトヨタの「かんばん方式」を参考に、必要な時に必要な量だけを発注するシステムを導入して効率化をはかっています。また、医師や看護師などの有資格者は専門の仕事に専念できるよう診療体制を整えています。

 当院は、「患者満足度の向上」を念頭に置き、市民のみなさんの要望に応えるため常に変革してきました。救急医療では「断らない救急」をスローガンに、麻酔科を司令塔とした全診療科参加型の救命救急体制を整え、西三河南部西医療圏における救命救急センターとして迅速に医療を提供しています。

昨年10月に新棟が完成■

 新棟建設の目的のひとつは、健診機能の強化です。広々とした場所で快適さを重視した受診環境を実現し、新たに女性専用エリアを確保して女性が安心して受診できる環境を整えました。高機能な機器を導入して健診項目を充実させることで、受診者の多彩なニーズに対応しています。

 また、以前より力を入れてきたがん診療の充実のため、新棟には緩和ケア病棟を新設しました。さらに、NICUやGCUを備えた小児病棟を整備し、24時間体制で地域の小児診療を支えます。今後は、地域周産期母子医療センターの認定取得を目指します。

医療安全、品質管理■

 医療事故対策や院内感染対策などは安全環境管理室が管理しています。さまざまなリスクを想定して危機管理を行うため、多職種で構成された組織です。

 よりよいサービスを提供するため、ISO9001・14001の認証取得にも取り組んできました。品質マニュアルや各種マネジメント文書などを制定して運用することは容易ではありませんでしたが、現在では品質環境マネジメントシステムが病院運営の基盤となっています。

地域の中核病院として■

 刈谷市を中心とする地域は、事業所が多いこともあって住民の平均年齢が若いです。2025年問題(超高齢化社会)は、この地域では10年ほど遅れて到来すると予測されています。2035年に備えてしっかりと対策を講じなければなりません。

 豊田会では、急性期病院の機能を持ちながら規模の大きい健診センターを保持し、豊田会の療養型病院では慢性期医療を、介護老人保健施設では介護を提供しています。

 地域の医療機関との連携では、刈谷市・知立市・高浜市・東浦町において策定された「衣浦定住自立圏共生ビジョン」で掲げられた地域医療ネットワークの構築を刈谷医師会の協力のもとに実現し、2012年10月から運用しています。このネットワークによって、紹介状・診療記録・検査データを当院からもかかりつけ医からも閲覧できるようになりました。リアルタイムに情報を共有し、切れ目ない医療を提供することで地域の安心・安全を高めています。

 当院は医師やソーシャルワーカーなどの人材が豊富にいるため、そういった強みを生かして地域包括ケアにおいても高度急性期病院として協力していきたいと考えています。長期的な目標としては、今後必要になるであろう医療と福祉を融合させた領域を開拓していくことも視野に入れています。

今、立ち戻る原点「病院は何のために存在しているのか」

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医療法人 豊田会 刈谷豊田総合病院
馬場 理好 事務部長

 事務部長に就任してからは、民間企業での経験を生かして病院運営の合理化を推進してきました。

 合理化の一例として、電子カルテと連動したデジタル・ピッキングシステムを導入しました。医療の分野では、民間企業で一般的に行われている合理化手法も導入が遅れており、まだまだ改善の余地があります。ISOの導入をはじめ、今後はTQM(Total Quality Management)活動にも力を入れていきます。

 現在、病院はこのままでよいのかという問題意識のもと、3カ年の中期計画を練り上げているところです。創立して50年も経過すると、職員も創立理念を忘れがちになります。50周年を迎えた際に各部門でこれまでの業績を総括しましたので、今後の事業展開を考える上で他の病院にはないコア・コンピタンスを獲得し、将来への対応領域を幅広く準備しておきたいと考えます。

 「病院は何のために存在するのか」という原点を見つめ直し、今後もこの地域に貢献できるよう邁進します。


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