中核病院として安心・信頼・満足の医療を提供する

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医療法人 春成会 樋口病院 松村 順 院長

長崎県立長崎南高校卒 1976 年 久留米大学医学部医学科卒業 1976 年 久留米大学医学部第3内科入局 1978 年 下関市立中央病院循環器内科勤務 1979 年 伊万里山口病院 内科勤務1979 年 福岡医師会病院 内科勤務 1980 年 久留米大学第3内科医員(循環器病研究所医員兼務)1986 年 医療法人 春成会 樋口病院 院長就任

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― 附属施設の拡充が進んでいます。

高齢化が進むに伴って表面化したニーズに応えなければならないということだと思います。

たとえば、私は循環器を専門で診ていますが、循環器疾患の患者さんの多くは糖尿病などを合併し、結局、慢性腎不全まで進行することが多いという現実があります。

人工透析センターを造る前は、透析のために他の病院に送り出していたのですが、患者さんに、「先生、ここで全部終わらせてもらえないか」と涙ながらに言われたことがあるんですね。とても忍びなかった。

同センターを開設するにあたっては、手狭だったリハビリセンターとデイケア施設も新設しています。

新築した建物には環境に配慮した太陽光発電や地下熱空調などを導入しました。新システムの液肥処理技術は、厨房のごみを液化処理することができ、処理されて出た堆肥を近所のご家庭に配って好評を得ています。

― 託児所も併設しています。

女性医師や女性薬剤師、看護師の方で、出産・育児のために離職せざるをえないことがままあります。もったいないことですし、せっかく資格を持っているのだから、女性を積極的に登用して子育て支援にも微力ながらお手伝いしていこうということです。

60床の病院で託児所がある病院はあまりないでしょう。経営的には赤字ですが、有能な女性の方々に復職していただいており、病院運営上は非常に助かっています。

― 地域を支える医療。

春日市は高齢化率が20%になりました。全国的にはそれほど高くないのでしょうが、独居老人も増えており、そういう方たちを介護して支える施設を建てることも必要になるでしょう。

これからは、疾病予防から急性期の治療、入院、在宅医療などすべての階層で、この地域の中核的な病院になりたいと思います。

一例をあげると、医療の地域連携の第一歩として、当院では64列CTを置いて共同利用を行なっています。専用サーバーを設置して、依頼があれば患者さんの送迎もやっており、自由に使ってくださいというオープンな運営方針です。

県医師会が主導する「とびうめネット」という情報網がこれからますます広がりますので、今後はその中でも重要な役割を果たしていきます。


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