あけぼの福岡の集いで六松亭小蝶さんが医療落語

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笑う門には福来たる

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 60人の爆笑が何度も会場に響いた。福岡素人落語会会長、六松亭小蝶さんの落語のあまりの面白さにである。

 4月5日、福岡市中央区荒戸のふくふくプラザで開かれた、あけぼの福岡(深野百合子会長)の集いでの一コマ。

 毎月第1日曜日に同プラザで開かれているこの集まりは、乳がん体験者が情報交換をしたり相談しあったりするもので、「笑ってがんをけり飛ばそう」がこの日の目玉。

 小蝶さんの本名は杉本理恵といい、九州がんセンター消化器内科・肝胆膵科医長。

 杉本医師は、怒り、悲しみ、笑いの表情を参加者にさせ、楽しくなくても楽しい顔をすれば体がリラックスする、顔面のフィードバック効果を説明。100歳を越えている百寿者は、身体能力が落ちてきても幸福感は上昇していることや、「笑う門には福来たる」ということわざは3千年前の中国の医学書や古代ギリシャの治療法にもあると述べた。さらに大阪府の調べで、笑いは免疫力や、リウマチ、糖尿病、ストレス、脳の活性化を改善することがわかったと述べ、「がんばって、笑顔で、がん治療をしましょう」と結んだ。

 また、障害年金専門の畑徳生(はた・とくお)社会保険労務士が、がんになれば障害年金を申請できるので相談してほしいと話した。(畑社会保険労務士事務所=福岡市中央区笹丘2-9 TEL・FAX:092-716-8032)

 次回は6月7日午後1時から同所で。7月20日には九州大会が予定されている。問い合わせ・申込みはTEL:092-651-1751 あけぼの福岡。


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