●ほとめき第3号
JCHO久留米総合病院のニュース。「ほとめき」とは筑後の方言で「おもてなし」。第3号の表紙写真は、掃除の職員や華道クラブが院内に飾っているものの1つで、撮影は岡久理恵さん。津田英照名誉院長の叙勲、看護部の紹介、新診療棟の建設状況、そして編集後記で、里萌(りほ)ちゃんの父親、黒木康平さんはどんな人だろうと思った。
●きらめき8号
JCHO福岡ゆたか中央病院の広報誌。結核と肺炎、介護保険を特集している。目を引いたのは「うわさのレモン塩」。レモン塩の作り方と簡単レシピ2品(レモン塩豆腐/キャベツのレモン塩もみ)を6ページにわたって紹介している。
●あおば通信48号
「あわてない・あせらない・あきらめない」が合言葉のNPO法人がんを学ぶ青葉の会の会報。会員のいろんな声を載せている。
●Milon136号
バングラデシュと手をつなぐ会の広報誌。現在バングラデシュに建設中の看護学校の報告や、現地訪問ツアーを載せている。円安と建築資材の高騰で資金調達に苦戦しているそうだ。
●九州医療センターニュース70号
各部署の長が新年の抱負を述べている。佐藤和夫小児科医長の「スマホ時代の子育て―メディアリテラシーの必要性」はじっくり読ませる。「ヒポクラテスのカフェ・蓮根の話」、「対馬の蜂蜜」など「?」と興味を持たせる企画がうまい。
●ひまわり224号
にのさかクリニックの広報紙。内田浩稔統括部長が中心になって毎月発行している。クリスマス会や餅つき大会、在宅ホスピスを語る会、健康教室、在宅ホスピスフェスタの案内、各種講演会や料理教室など、わずか4ページに盛り沢山。
山﨑看護師の「あっという間の10年」が光る。
●ぱとす第9号
発行はJCHO熊本総合病院。島田信也病院長の新年あいさつ「戦後70周年を迎えて―新生日本を子供たちへの贈り物に」は日本人が向き合わなければならないこと。ほかに眼科、がんセンターを紹介、2人の臨床工学技士の仕事ぶりも紹介している。
●もみじ69・70・71
県立広島病院の広報紙。広島だから、もみじ、なのか。開いたら左ページに「私のこだわり」、右は「外科医の独り言」。終面では連携医院を詳しく紹介している。2つ折り4ページ物は、紙面が狭いがゆえに上手に編集してあるものが多い。
●患者の権利86号
患者の権利オンブズマンのニュースレター。表紙には日本難病・疾病団体協議会の伊藤たてお代表理事が、1月1日からの難病法施行について触れ、膵頭部がん患者の死亡について、相手方病院への2点の勧告と要望を採択するに至った経緯を詳しく紹介している。