新年のご挨拶

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鹿児島大学病院長 熊本 一朗

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 新年、明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに2015年の新春をお迎えのことと存じます。年頭に当たり、ご挨拶申し上げます。

 昨年は、消費税の8%へのアップ、診療報酬改定等が行われ、大規模な特定機能病院にとっては、病院経営にも多大に影響しているところです。

 今年は未年であり、「未が来る」と書いて「未来」なのですから、明るい未来が開けている年であることを期待します。「未来」を推論し前もって認識することは、難しい「予測」する行為ではありますが、医療事故等では「予期」することが大いに求められています。医療では他にも「予見」「予想」「予知」「予断」などの類語を、さまざまな臨床の場面において見聞きします。

 本院では理念を「21世紀に輝くヒューマントータルケア病院の構築を目指し、医療人の育成及び医学・歯学の研究の充実と発展に貢献すると共に、常に患者さん本位の原点に立った、質の高い医療を提供します」と謳っております。この理念をさらに達成するために、現在、病院の再開発計画を順調に進めております。昨年1月より地震に強い免震構造を採用した新病棟(C棟)の運営を開始し、屋上には県ドクターヘリ等の受け入れができるヘリポートを設置し救急医療などに活用しております。また昨年4月からは救命救急センターを開設しました。新しい病棟の最上階の8階には、卒後研修医だけでなく県内すべての医療職の方々に研修の場を提供する拠点としての総合臨床研修センターを開設しました。臨床の場の修練だけでは現在の多様で高度な医療技術を身に付けることが難しくなってきており、安全で効率よく修練するためには高度なシミュレータを備えた演習室などが必要であります。これらの設備を使い、繰り返しトレーニングすることにより問題点や克服課題が明確になり、修得した技術を臨床現場でより安全に活かすことができるようになります。

 本年には、次に新しくB棟の建築に取り掛かり、平成29年に竣工の予定です。さらに、現在の東病棟と西病棟を壊して外来と病棟を併せ持つA棟を新築する全面的な改築計画であります。将来に向けて鹿児島大学病院の理念と使命を達成できるように新しい診療環境を整備する予定です。

 皆様のご多幸と、ご健勝を祈念し新年のご挨拶といたします。今年も何卒ご支援、ご協力の程お願い申し上げます。


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