癒しを求めて出会った場所シーサイド病院

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医療法人 太白会 シーサイド病院 理事長/医学博士 延谷壽夫

のぶたに・かずお=1989 久留米大学医学部卒、1990 山口大学医学部整形外科入局、以降、徳山中央病院、国立下関病院勤務などを経て、1997シーサイド病院理事長・院長に就任。2006 ひがしきわ整形外科クリニック院長。■整形外科専門医、医学博士。

ニーズに沿った選ばれる医療へ

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延谷理事長。

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延谷壽三郎院長。理事長の叔父にあたる。

 当病院をこの地に建てたのは昭和56年(1981年)で、33年になります。それまでは、祖父も父壽太郎=初代理事長(共に故人)も山口市で産婦人科を開業しておりました。父の代になり今後の高齢化社会に対応した医療に着目し、療養環境に最適な病院建設に踏み込む決意をし、最適な地を見つけるために心の安らぎを念頭に、海の見える場所を条件として、小郡、秋穂(あいお)、宇部と実際に歩いたと聞いております。

その中で瀬戸内海が一望でき、天気の良い日には、故郷である国東半島(大分県中津)が望め、ロケーションもよく、空気もきれいで療養環境に最も適した場所として東岐波丸尾に行き着いたのです。そして、立地場所にちなんで「シーサイド病院」と言う名前で開業してまいりました。

当病院は昭和56年4月、一般病床100床で開院しましたが、昭和61年には一般病床210床まで増床し、その後、医療療養病床100床、介護療養病床110床の病院となりました。創立30周年を期に、病棟機能や病室のアメニティを高めるため、平成23年4月から更に増改築をし、現在では医療療養病床131床、回復期リハビリテーション24床、介護療養病床55床の計210床で運営しております。

また当院(シーサイド病院)を核とした関連施設として、通所リハビリテーション、グループホーム、ひがしきわ整形外科クリニック、そして2年前にはサービス付高齢者向け住宅「Enjyu」を開設し、介護と看護、そして医療の面から、地域社会に貢献すべく充実をはかっているところです。

今後2025年問題、団塊の世代が超高齢期を迎えるに当たり、また、平均寿命が世界一となった我が国では、今後がん対策及び認知症の問題を避けては通れない時代が訪れると思います。特に認知症の患者さま及び予備軍は800万人とも言われております。当地域においても外来患者さまの高齢化が進み、いずれ病院への通院が困難な時期が訪れると思います、そこで、訪問看護や訪問リハビリ等を充実させ、在宅医療のスキルアップを重要課題に考え、地域社会に沿ったニーズに対応した病院経営に取り組んでいくことを推進してまいりたいと思っております。

また、患者さまの満足度(CS)を向上させるべく、職員のスキルアップを図るため、月に1回、多い月には2回、院内研修を行なっております。その研修テーマは、医療安全、接遇と言ったテーマで開催しております。年1回を開催している「院内研究発表会」は、看護・介護に従事する者が困っていることを改善し、いかに患者さまによりよい療養生活を送って頂くかを研究テーマに上げ、研究成果発表を行うものであります。

そして、長期入院される方に、季節感を感じて頂ける様に、節分祭、夏祭り、敬老会、運動会、クリスマス会等と言った行事にも取り組んでおります。

医療技術の向上、職員教育の充実、患者さまに喜んでもらえるイベントを取り入れ、皆様から選ばれる病院を目指しています。

常に和顔愛語の心で

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 最近では、民間企業の高齢者を対象としたサービスが増えておりますが、そのサービスが満足に繋がっているかどうか、その質が問われる時代が来ていると感じております。それと同時に、医療者を見る目が厳しくなると感じており、ハード面・ソフト面の充実が重要と考えます。

そのソフト面と言うのは、施設で働く職員の接遇に対する充実が重要という事です。父が何度も口にしておりました「和顔愛語」という言葉は、医療者には絶対に必要な心構えだと思います。この言葉は当病院の行動指針の一つになっており、事務所・ナースセンター等の職員が集まる目の触れる場所に、父の自記筆で書いた「和顔愛語」の額が飾られています。

最後に、延谷家の家系についてお話したいと思います。延谷家は中津城主だった黒田官兵衛の配下にいた延谷角兵衛という兵法学者がルーツです。角兵衛はシーボルトが創立した鳴滝塾、緒方洪庵の適塾に学んで医学の道に進んだのです。私で14代目になり、父親の後ろ姿に、大変だけれども医業という仕事にやりがいがある事を感じておりました。それが医師になった動機あるいは流れになります。

これからも患者さまから選ばれる、地域社会のニーズに沿った特徴のある病院を念頭に置き、理想に近づいて行ける様に努力してまいりたいと思います。


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