関心の高さ示したリビングウイルと尊厳死

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リビングウイル研究会/九州地方会に200 人を越える参加者

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 日本尊厳死協会九州支部は11月1日、福岡市中央区天神の天神ビルで「リビングウイル研究会」を開き、200人を超える参加があった。九州では初めての開催だという。講演を聞き、会場で同協会に入会した人もいた。

 最初に原信之支部長(福岡県すこやか健康事業団会長)が、理想のみとりと現実について話し、日本人の死生観にも触れた=左上の写真。

 村上華林堂病院の藤井悟子臨床心理士は、リビングウイル(延命治療を拒んで尊厳的な死を選ぶための、事前指示書)を普及させるためにどうすればいいかについて語った。また、福岡赤十字訪問看護ステーションの井手麻利子看護師長は尊厳死について、「自分の死について自己決定できる環境が大事」と話した。

 さらに有吉病院の有吉通泰院長は、自宅ではない在宅のみとり実現のため、同院の行なっている取り組みを説明した。福岡東在宅ネットワーク代表の伊藤新一郎あおばクリニック理事長は、孤独死と一人死、孤立死の違いについて述べ、尊厳のあるみとりについて経験を話した。

 基調講演で日本尊厳死協会の岩尾總一郎理事長は、諸外国の尊厳死や終末期に関する法制度などについて説明、日本で安らかに死ねない原因について参加者に語りかけ、リビングウイルの法制化の必要性を訴えた。司会とシンポジウムの座長は、信友浩一日本尊厳死協会常任理事が務めた。


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