人|余暇時間を楽しむプロになろうと提唱する 佐藤 好和さん( 58 )

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鳥栖アウトレットプレミアムで妻の百合子さん撮影(5月29日)

 大阪で生まれ育ちました。公文教育研究会に勤務していた27年前に、大阪から長崎へ転勤となり、初めて長崎空港に降り立ち、透き通るような青い空を見て、本当に遠いところに来たのだなとしみじみ思ったのを覚えています。

 その後長崎と佐世保勤務を経て、3年後に久留米へ転勤しました。その時から佐賀県三養基郡に住んでいます。

 それからさらに22年の間、転職もはさんで全国を目まぐるしく単身赴任し、1年半前の起業を機に、やっと佐賀に戻ってきました。

 見知らぬ土地に住むのは、最初は不安が多いものです。でも数多くの土地に住み、年月を経て分かったことは、どこにも新しい発見や出会いがあり、憂いはないということです。前向きでさえいればとても楽しい時間が持てるのです。

 新しい環境に入る時に、趣味のウクレレ演奏はとても役に立ちました。楽器を通じてすぐに知人友人ができ、その地に溶け込めたのです。また趣味のおかげで精神的に充実していたので、仕事の生産性も上がりました。どんなに忙しくても余暇時間を作りたいため、仕事を効率よく仕上げる努力をするからです。優先度の低い仕事を捨てる能力も養えたと思います。長時間労働=会社に貢献しているということではありません。昨今のワークライフバランスの提唱は正しいと思います。

 東京時代には映画やドラマのエキストラを8年間やり、余暇時間を楽しく過ごしました。この間に映画、ドラマに147回参加し、漁師、兵隊、バスの運転手、刑事などいろんな役割を疑似体験することができました。それを通じて、裃(かみしも)を脱いでフラットに生きた方が良いことに気が付きました。

 どんな役にも意味があり、そこに価値の高低はないのです。社長役と平社員役も撮影が終われば同じ仲間です。また、目立たない役柄にも大切な役割がありました。

 これは実社会でも同じではないかと思いました。

どのような職種、役職もみんな大切な役割だと。

 各企業も年功序列から能力主義に変化していますが、一面的な物差しで優劣をつけるのではなく、多面的に見ることが大切だと思います。釣りバカ日誌のハマちゃんのように一見ダメ社員に見えても、見方を変えればすごい能力を持っているのではないかということです。

 九州はとても素晴らしいところです。だからここを永住の地に決めました。気候にも恵まれ風光明媚、物価は安く食べ物はおいしい、人が親切といいことずくめです。

 私は2年前、雑貨輸入販売会社を設立しました。九州はおもな輸入国の中国、韓国、香港へのアクセスが良く、仕事面でも便利なところだと思っています。まだまだ新しいことへの試みは続きます。

株式会社 プラザリ
佐賀県三養基郡基山町けやき台4丁目9-10
TEL:0942-80-4223
http://plazali.com


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