- インタビューを終えたあとの雑談が面白いことがよくある。それを当紙記者は「あとの祭りが面白い」と称する
- 産業医科大学医学部整形外科学の酒井昭典教授が、バリアフリーが過ぎると問題が起こりそうだと指摘する
- たしかに家の中での快適が、外で転ぶことにつながる可能性は否定できない。ある程度の不便さは必要かもしれない
- ある診療所の医師が言う。「どうしてそこまで放っておいたのかと驚くくらいに悪化して、ようやく来院した女性の職業が、実は大きな病院の看護師長」。病院に行きさえしなければ患者にはならない。医療者には笑えない話だろう
- 車いす生活の人から聞いた話。「ボランティアの人に押してもらってレストランに行くと、店のスタッフは私の注文をボランティアに聞いて、こちらを一切見ない。体のハンデより、そちらのほうが弱者を傷つける」。