終戦記念日までの幻
韓国の客船沈没で多数の高校生が亡くなった。その報道に胸を痛めようにも、次々に明らかになる対応のお粗末さのほうに目が行ってしまう。韓国内でも、さまざまな反省があるようだが、たぶん8月15日までのまぼろしだ。(川本)
野性味
藤池昇龍プロのインタビューで感じたのは全身から立ち上る独特のオーラだった。度重なる病気やけがから立ちあがる不屈の精神とたゆまぬ努力、若いプロに欠けているハングリー精神から醸成されたものだろう。彼をはじめとした昭和のプロには共通点がある。現代のスマートなゴルファー像も魅力的だが、野性味あふれるプロが増えてくれば、男子ゴルフはますます盛り上っていくだろう。(新貝)
昭和の日
昭和の日に行きつけのバーに行くと、若い客が何人かいた。聞けば平成生まれだという。ためしに「昭和にはまだ二本差しがいた」と言ってみたところ、さすがに信じなかった。嘘つきだと思われたらしく「昭和60年に瀬戸大橋は架かっていなかった」、「昭和48年まで1ドルは360円だった」という内容も信じてもらえなかった。(平増)