新年の挨拶|九州大学病院 病院長 久保千春

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九州大学病院 病院長 久保千春

 新年明けましておめでとうございます。日頃から九州大学病院にご支援、協力を頂き誠に有り難うございます。病院の現況や方向について述べさせていただきます。

=西日本地域の中核病院として高度医療を担い、地域連携を推進=

 本院は、地域の中核的医療機関として地域医療に貢献するとともに、高度先進医療を担っています。救命救急センター、都道府県がん診療連携拠点病院、小児がん拠点病院、総合周産期母子医療センター、油症ダイオキシン研究診療センターなどの機能も担っています。最新鋭の画像診断機器を備えた「核医学・PETセンター」や昨年10月に出来た「分子イメージングセンター」があります。

 がん診療においては、地域連携を強化しながら、院内では、臓器別の専門部会を設けて各診療科の枠を越えた診療や医療連携に取り組んでいます。

 今後も移植医療や最先端技術を駆使したロボット手術、内視鏡手術などをより積極的に推進していく予定です。また当院は歯科診療も行っています。医科との連携で、身体疾患を合併した歯科疾患の治療や高度なインプラント歯科医療を提供する「再生歯科・インプラントセンター」を設けています。

=国際連携・研究・教育を推進=

 本院の特色の一つはアジアを中心とした国際連携です。アジア遠隔医療開発センターが世界各国の施設と結ぶネットワークの数は年々増加し、現在44か国、272施設に及んでいます。医療連携センターでの国際医療連携室が連携し、診療にあたっています。今後も拡充を図ると共に、海外からの医療相談や患者さんの受け入れ等にも積極的に対応していく予定です。

 研究面においては平成24年に採択された文科省の「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」で九州のトランスレーショナルリサーチの拠点として有望な研究テーマを推進し、また厚生労働省臨床研究中核病院整備事業の「次世代に最新最適医療と希望を伝えるAROの構築」では大学発シーズや稀少疾患・難病の臨床試験を支援する「後期臨床試験」や、エビデンス創出のための臨床試験(製造販売後臨床試験)を支援しています。

 教育面では、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、放射線・検査技師などの医療従事者の卒前卒後の教育を担っています。そのことにより全人的医療が可能な医療人の育成、充実した初期及び後期専門医研修を行なっています。そのほか、男女を問わず職場復帰を支援する事業として「九州大学病院きらめきプロジェクトキャリア支援センター」などを行なっています。患者さんに満足され、医療人も満足する医療の提供ができる病院を目指します。

 本院では、患者さんのご意見箱、職員とのホットラインを設け、両方の声が直接病院長に届く仕組みが作られています。その声を可能な限り反映しながら、患者さんも職員も満足できる病院づくりを目指しています。また、国内最大規模の国立大学病院として、西日本地域における中核的役割を果たしつつ、さらにすばらしい病院となることを目指していきたいと思います。

 本年もどうかよろしくお願い申し上げます。


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