- 「アベノミクス」という機関車が発車して1年が経つ
- 安倍内閣の誕生当時、国民の7割が瞬時に支持したことを米国は恐れたという。「日本人は、最後には一つにまとまる」
- 日本が自主憲法を制定して軍隊を持つことを恐れるのは米国だけではない。韓国と中国の異常なまでの反日攻勢は、ここから来ている。彼らの強さではなく、恐怖であることを日本人は自覚しておく必要がある
- 当の日本はといえば、今ほど文化やモラルが荒廃している時はないだろう。大手新聞を開けば、うんざりする事件ばかりが目につく。猪瀬東京都知事の5千万円受領問題は、噴飯の答弁のまま越年しそうだ
- しかし当紙で「日本の常識は世界の感動」と書いたように、日本はいまだ世界の範であるに違いない。そうでなければこの困難な時期に東京オリンピック開催が決まるわけがない。世界の人たちはオリンピックを通して、なまの日本に触れたいのではないか
- 優越感ではなく、諸外国に果たすべき役割はいくつもある。そう思いつつ過ごす年の瀬であればと思う。