宗教は何も信仰していないため、お盆休みは九州で楽しく過ごした。今年の西医体(西日本医科学生総合体育大会)は九州大学が代表主管校だったそうで、期間中は医学生を数組見た。
「西医体」と書かれたうちわを持つ分かりやすい団体もあれば、話の内容からそうと気付いた団体もある。電車の中で話す女学生たちには、小児科が人気だったようだ。
西医体との関連は不明だが、8月16日、テニスラケットを持った若者の一団を見る。柳川市名物のウナギのせいろ蒸しを食べにいこうと、楽しそうに話していた。推測するに、遠方から来た大学生だろう。
テニスラケットを持っていたが、この日が偉大なテニスプレイヤー、熊谷一弥の命日とは知らぬだろう。柳川市の旧制中学校に通っていたそうだ
熊谷はオリンピック第7回アントワープ大会に出場し、日本人初のメダリストになった。シングルとダブルスで銀メダルを獲得している。
お盆が終われば仕事に追われすっかり忘れていたが、9月8日未明にこの日のことを思い出した。2020年のオリンピックが今からたのしみである。