福岡市早良区の福岡大学病院メディカルホールで9月5日、医療関係者を対象にした第11回福岡大学病院メディカルセミナーがあり、100人が参加した。主催は福岡大学病院、共催は福岡市医師会。
セミナーは福大病院内の診療科が持ち回りで担当。今回は形成外科の担当回で、同大形成外科学の大慈弥裕之教授が「乳がんと乳房オンコプラステックサージャリー」の題で講演した。同大呼吸器・乳腺内分泌・小児外科の吉永康照講師が最新の乳癌治療について、外科的・内科的の両面から解説した。同大形成外科の衛藤明子助教は、シリコンゲル充填人工乳房や有茎腹直筋皮弁法など、乳房再建術の情報を分かりやすく伝えた。
形成外科学の医局員による挨拶もあった。写真=一番左が大慈弥教授、左から三番目が衛藤助教。