精神科医療の現場から

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 西脇理事長から本を4冊もらった。いずれも理事長の著作で、このうち3冊はブログの内容をまとめたもの。なかでも最新刊の「65歳の戦―生業は精神科医」(みずほ出版新社)がなかなか興味深かった。

 西脇病院では夜間集会や断酒会、摂食障害ミーティングといった無料のグループミーティングを30年以上前から行なっている。理事長が言うには、これで入院見込みの患者を得ているらしいが、著作ではこれらに通う人々の姿が描かれている。

 精神科病院を頼らねばならなかった人々が、最後には自立していくさまを知ることは、実に心地よく、気持ちがいい。2人のアルコール依存の老人が断酒会を楽しみに過ごしたり、アルコール依存症だった女性が町内会の世話役になったり。また、あとがきに書かれる日本精神科病院協会の役員との思い出話も、故人の人柄を感じさせ読み物として面白い。著者の意図は別かも知れないが、すがすがしい気持ちになる1冊だった。(平増)


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