福岡県作業療法学会で玩具遊び体験
第17回福岡県作業療法学会で「アクトパコおもちゃとリハビリ研究所」(岩手県)の松田均代表が、高齢者のリハビリや介護予防が目的のアクティビティ・トイの使い方を説明した。司会は福岡和白リハビリテーション学院の豊島宇茂教務部長が担当した。
講演後半では、参加者を4人または6人の8グループに分け、コマで球を弾いて点数を競うゲームや、木製のブロックを倒れないように積み上げるゲームなど、市販されている4種類を体験した。参加者は勝ち負けを意識して遊び、高得点には歓声が上がった。
松田代表は「遊びではなく、指先や手首をトレーニングさせるという意識を持つことが大切」と述べた。参加した作業療法士は「現在、玩具は手作りしている。市販のものを購入することも検討し、病院に予算を申請したい」と述べた。
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