49回目迎えたホームレス医療支援

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寒風が吹き込むテントの中で薬を出す有馬医師。生活や就労の状況を聞いて医療ソーシャルワーカーにつなぐこともある。

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毎月第1 金曜日の夜9時からおよそ1時間、博多区上川端町の冷泉公園で、健康保険証のない生活困窮者への診察が行なわれている。2008 年に開始し、来月3 月1日で50 回となる。

「2006 年ごろ、ホームレスがたくさん病院に運び込まれていた。そうなる前にどうにかできないかと思って」と有馬医師。

OTC薬を薬局で買って処方する。寄付も集まるが大抵は自前。

「多くはかぜや胃腸炎、肩こりや腰痛。高血圧や糖尿病など慢性疾患のある人は定期受診をすすめるが、そのためには生活保護が必要」。

有馬医師の呼びかけで、ボランティアに興味のある仲間が集まる。九大と福大に貼ってあるポスターを見て、学生も数人手助けに来る。「ここが私たちの活動の特徴」と有馬医師は誇らしげな顔になる。「人生の先輩の話を聞いていろんなことを学び、日本の中にも格差や貧困が隠れていると気づくようです」。

昼間は千鳥橋病院に勤務。「何かあればあの公園で相談できる、そんな顔の見える関係作りに重点を置いているんです」とも話した。(文と撮影=川本)


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