今月の1冊 - 27.「あぽやん」

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あぽやん

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「あぽやん」 新野剛志(しんのたけし) 文藝春秋(=文春文庫)

TBSで今年1月、木曜ドラマ『あぽやん〜走る国際空港』としてドラマ化されて話題の原作、「あぽやん」を紹介します。

主人公の遠藤慶太は成田空港の旅行会社で働く29歳。1か月前に左遷で赴任したばかりか、6年間付き合った彼女と別れ、親会社の社員に怒られる、ちょっと苦いシーンから物語は始まります。

旅行会社のツアーで空港にやってきたお客様を迎え入れ、そして無事旅立たせるお仕事。旅立たせるまでに様々なトラブルが起こります。最初はモチベーションが低かった遠藤ですが、もともと仕事に真摯に取り組む性分、個性豊かな同僚と協力して問題を解決します。遠藤の成長や、恋愛模様も爽やかに描かれ、読んでいて気持ちがいい作品です。

就職氷河期時代の主人公と私も同じ世代、業界は違えど、お客様を笑顔で送り出すという点などかなり共感しました。全く知らない航空・旅行業界が描かれているのは、読んでいて興味深いです。ちなみにタイトルの「あぽやん」ですが、意味は...。ぜひとも本を手に取って読んでください!

紀伊國屋書店福岡本店=田中恵子


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