九州がんセンターの市民公開講座に350人
九州がんセンター消化器肝胆膵内科は1月19日、福岡市東区の九州大学医学部百年講堂で肝がん予防と治療について市民公開講座を開いた。
杉本理恵消化器肝胆膵内科医長が「肝がんについて知ろう」の題で話し、肝癌の予防について、加藤正樹九州大学大学院病態制御内科助教と飯塚病院の本村健太肝臓内科診療部長が、ウィルス性肝炎と生活習慣病を取り上げた。また副島雄二九州大学がん先端医療応用学准教授と、清家正隆大分大学付属病院肝疾患相談センター診療教授が、外科と内科の立場から治療について講演した。
九州がんセンターの古川正幸統括診療部長が司会を務めたパネルディスカッション「予防と早期診断、あきらめない治療で肝がんの撲滅をめざす」では、会場からあらかじめ集めた質問にそれぞれ答えた。