新年のご挨拶【公益社団法人 福岡県看護協会 会長 神坂 登世子】

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公益社団法人 福岡県看護協会 会長 神坂 登世子

皆様、新年あけましておめでとうございます。よきお年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年福岡県看護協会は公益社団法人に移行し、新組織の下、公益目的事業に取り組んでいるところです。ここに至るまでの皆様のご支援ご協力に感謝致します。

看護協会は、公益社団法人として県民の健康な生活の実現のため、看護職の継続教育に力を入れることはもちろん、新人看護職をはじめ看護職員が働き続けることができる職場環境づくりに今年も取り組んでまいります。看護の質向上には、保健師、助産師、看護師がそれぞれの専門性を追求し、ブラッシュアップするための継続教育とともに雇用の質の向上が必要です。高齢少子化、人口減少の時代を踏まえ、働き続けられる社会の実現は重要であり、国も看護職から医療職へとワーク・ライフ・バランス推進の対象を広げてきています。

看護協会も昨年、最優先課題として「看護職の雇用の質向上を目指した働きやすい職場づくりの推進」を掲げて、日本看護協会と連携しワーク・ライフ・バランス推進事業に取り組みました。労働局・行政・支援者とも協力して、5つの参加病院とワークショップを実施、インデックスによる自施設の問題分析にはじまり、計画・実施、評価とPDCAサイクルをまわし組織的に改善に取り組むことができました。今年2月6日には、フォローアップ研修を開催、成果を報告し、周辺の地域へと活動を拡げていきたいと考えています。

現在日本は、高齢・多死の時代を迎え、看護職の需要は増大しており、働く場も施設から地域へと拡大していくことが予測されます。「暮らしといのち」の両方に関わることができる看護職がチーム医療のキーマンとして、国民のニーズに応える活動を推進し、社会貢献の視点を忘れず主体的に役割を発揮していきましょう。長年継続してきた地区支部活動における「まちの保健室」の定期的開催も、看護協会の広報の役割とともに地域住民への健康指導の役割を果たしていることを考えれば、公益事業そのものです。終わりにこの紙面をかりまして、昨年9月をもって会員数3万6千名を超え、念願でありました組織率50%を達成することができましたことを報告させていただきます。

各地区支部が数値目標を掲げ、施設訪問を実施し、会員獲得に貢献して頂いておりますことに感謝申し上げます。

今年も政治、経済、国際関係など不透明な状況にありますが、医療者としての自覚を持ちながら、国民の健康を守るために頑張りましょう。

本年も福岡県看護協会へのご協力とご支援どうぞよろしくお願い申し上げます。


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