第49回 日本臨床生理学会総会

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テーマ【臨床生理の新展開】

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長崎市のブリックホールで10月18日と19日の2日間行なわれた。

「臨床心理の新展開」をテーマに、第49回日本臨床生理学会総会(河野茂会長=長崎大学病院院長)が長崎市のブリックホールで10月18日と19日の2日間行なわれた=写真。

吉村正治招請講演のほか、教育講演は「現在の血管機能検査」など5題、シンポジウムは「漢方薬と消化管機能」のほか3つ、ランチョンセミナーは「肺高血圧症医療の進歩とさらなる可能性、右室機能に関して」など4題が行なわれた。そのほか「心不全・高血圧」など一般演題や、医学生・研修医セミナー、ハンズオンセミナー、サテライト研究会、加速度脈波研究会、呼吸ケア研究会などがあった。

長崎市立病院機構の兼松隆之理事長が特別講演で永井隆博士の足跡たどる

特別講演で長崎市立病院機構の兼松隆之理事長は、「長崎の鐘」、「この子を残して」の著書のある原爆被災者、永井隆博士(1908―1951=長崎医科大学教授)について、当時の地図や写真をスクリーンに映し出しながら、足跡を伝記ふうに丹念にたどった。

その中で兼松理事長は、永井隆の母ツネは、長男であった隆に立派な科学者になってほしいと願っていたことや、長崎医科大学に入学してからはスポーツや短歌にすぐれていたと語った。そして浦上天主堂を中心に、長崎とキリスト教の関わりを解説したあと、「松江から長崎に来た永井先生は、天主堂の鐘の音を不快に感じたが、農漁民や地域住民の力によって建てられたことを知って気持ちが和らいだ」と、キリスト教との最初の接点を話した。

また首席で卒業した永井博士が卒業パーティーで泥酔して雨の中をさまよったエピソードや、中耳炎の後遺症で聴診器が使えないかもしれないと思って内科医の夢をあきらめ、放射線物理療法の道を選んだと述べた。兵役やキリスト教の洗礼、結婚話など、長崎県外から来た参加者は興味深そうに聞いていた。

講演の最後にパイプオルガンを伴奏に「長崎の鐘」(作詞=サトウハチロー、作曲=古関裕而)とシューベルトのアベマリアが流れた。

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同じ会場で11月8日から2日間、「第57回 日本生殖医学会学術講演会・総会」が行われた。


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