福岡県医師会が定例会見

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11月14日14時から県産業医学大会

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福岡県医師会の定例記者会見が9月19日、同医師会館で開かれた。

医師会からの報告事項は、①不活性ポリオワクチン定期接種の開始と県内での感染症の発生動向、②福岡県保健医療計画の見直し、③県内各地域の災害医療体制の構築、④県内における女性医師支援の現状、⑤平成24年度診療報酬改定影響調査の結果、⑥第40回福岡県産業医学大会案内の6点。

説明は原口宏之常任理事、大橋輝明(同)、大木實(同)、樗木(ちしゃき)晶子(男女共同参画部会委員長)、寺澤正壽常任理事、山本英彦理事の順に行なった。

④について樗木委員長は、「わが国の総医師数28万人のうち女性は5万3千人(18・9%)で、欧米(スエーデン42%、英国39%、ドイツ=同、フランス=同、米国30%、イタリア=同)に比べて少ない」とし、日本の医師の苛酷な勤務状況のもとで、女性医師も半数近くが週50時間以上仕事をしており、子育てをしながら働くのは厳く、医療を行なっていない女性医師の6割以上が、妊娠・出産・子育てを理由にあげているとして、日本医師会女性医師バンクや福岡県医師会の女性医師相談窓口の活用を訴えた。

また、今年4月に設立された福岡県女性医師確保対策検討委員会(委員長=瓦林逹比古福岡大学教授)が、福岡県下に勤務する女性医医師から集めたアンケート結果から、医師を続けて行くうえで問題となったのは「子供の保育」が77%、「医療現場から離れていたことによる不安」も20%あり、女性医師が働き続けるには、保育の支援や職場の理解、復職のための再教育や研修制度が必要だと話した。

11月14日に開催される福岡県産業医学大会では、表彰のあと、産業医科大学安全衛生マネジメント学の熊谷信二准教授が、「印刷業における胆肝癌発生について」、また、グローバルヘルスコミュニケーションズの蝦名玲子代表が、「厳しい職場環境の中で元気に働く方法―ストレスフルな現代社会を生きるための必須のスキル」と題して講演する。

参加対象は専属産業医、嘱託産業医、日医認定産業医、事業主および総括安全衛生管理者、安全衛生管理者もしくは推進者、そのほか産業保健に携わる者。


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