出会いは地下鉄
ヒマラヤインドレストランのポウデル・スシルさん
写真は左からシェフのバブラム・二ウレさんとゴクル・タパマガルさん、父ベスラズさんは公務員、母ダネンリさんは11年前、当時のネパールで１個だけの心臓ペースメーカー手術を受けた経験をもつ。
取材帰りの電車で中州川端駅に着いた時、老齢の女性が乗り込んできた。あいにく座席は満員だったが、いち早く席を譲った青年がいた。ネパール出身のポウデル・スシルさん（23＝中央）だった。
福岡県庁の正面にある「ヒマラヤ・インドレストラン」はスシルさんがオーナーを務めるネパール・インド料理店。開店して２年目を迎えた。
料理人もネパール人で、ランチセットは６３０円から、ディナーも平均１５００円から本格的インド・ネパール料理が楽しめる。場所がら、九大病院の関係者や患者も多く来店し、昼時はいつも満席になるほどの人気店。
将来は店舗拡大が目標だが「まだ全然これからです」とスシル（ネパール語で「静か」）に微笑んだ。
- 福岡市博多区千代4丁目31-3
- TEｌ：０９２・６４１・６５５６
- 年中無休・午前11時～午後３時、夕方５時～夜10時。
