ふくおか乾癬友の会 田中 政博
大分乾癬(かんせん)友の会と、ふくおか乾癬友の会は、「乾癬患者自身の生活環境の質的向上」をめざして、大分は2003年、福岡は2011年に設立しており、全国では大分・福岡を含めて合計17の会が活動しています。
患者会は年に数回の学習会を開き、患者自身がもっと「乾癬」のことを知るために医療機関の先生方の講演を聴いたり、患者同士の情報交換の場も設けています。
学習会で講演される先生方や役員などはすべてボランティアというのが全国の患者会に共通した実態です。
乾癬は従前であれば治らない病気といわれていましたが、年々研究が進み、治療方法も進歩しています。最近では【生物学的製剤】の承認により、患者会が目的としている生活環境の質的向上にもつながっています。ただ、生物学的製剤が乾癬患者全員に効果あるものではありません。
各医療機関で乾癬患者さんがおられましたら、ぜひ患者会の存在をご教示くだされば幸いです。詳しくは「ふくおか乾癬友の会」のホームページをご覧ください。
- ◆患者会窓口
- 大分=大分県立病院皮膚科外来
- 福岡=久留米大学医学部皮膚科学教室内