夜明けの前の美術館開館によせて

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「心あるもの」はすべて芸術

飯塚市鯰田のアトリエで(10月25日=本紙撮影)

飯塚市鯰田のアトリエで(10月25日=本紙撮影)

私は、「心あるもの」はすべて芸術だと思います。それが形であったり技術であったり、活動であったり、音楽や文章、言葉など、いろんな表現方法があります。たまに、壊れるさまや妬(ねた)みなどを表現して「これは芸術だ」と言う人もいますが、それを私は芸術とは言いません。なぜなら人を破壊するものは芸術と相容れないからです。 バルセロナオリンピックのあった年、テレビに映る「カサ・ミラ・サグラダファミリア教会」に魅了され、スペインに行きました。そして数々のガウディ建築と出会い、その偉大さに感動したことを覚えています。 なかでもグエル公園の美しいタイルに腰を下ろした時、実世界に存在する欲望などといったものから開放され、時という存在すらない「無の世界」のような不思議な感覚に引き込まれました。そこから見上げた空や、鳥の唄声、老夫婦がたたずむ姿など、すべてが調和している中で、芸術は人の心を楽にしてくれるものだな、と思いました。そしてこの世界には美しいものがたくさんあることに気がつきました。 日本に戻ってしばらくは、「ガウディのような完璧なものなど作れない」と思っていましたが、再びそれを思い出すことで、今できる私を表現すればいいのだということに気がつき、こんな私でも何かを生み出すことが出来るかもしれないと勇気をもらったのです。 芸術は人の心を癒す力、そして感動を与えてくれるものだと思います。 「心あるものを形にすること」。それが私の仕事だと思います。(そのだ正治)


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