輝いて生きるにはどうすれば 乳がん「あけぼの会」が九州大会

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乳がん「あけぼの会」九州大会

乳がん「あけぼの会」九州大会

乳がんの患者らでつくる全国組織「あけぼの会」の九州大会が9月23日、南区高宮のアミカスで開かれ、会員や一般の体験者220人が集まった。
大会は3部構成。1部と2部は、がんの最新治療について、埼玉県立がんセンター病理診断科の黒住昌史部長と黒木クリニック(東区箱崎)の黒木祥司院長、社会保険久留米第一病院外科部長の田中真紀医師が講演、参加者の質問にも答えた。
3部は九州内4支部から活動状況が報告された。開会に際して、あけぼの会会長のワット隆子さん(東京都)、閉会では原芙美子さん(福岡副代表)があいさつした。
参加者アンケートに寄せられた主な回答は次のとおり。

  • 熱気と真剣に学ぶ姿勢が、自分の仕事への意欲につながった。(看護師)
  • 自分もいつ患者になるか分からない。その時はあけぼの会に助けてもらえると思うと不安が消えた。(保健師)
  • 参加者の生き方や考え方にとても感銘を受けた。今後の仕事に生かしたい(医療従事者)
  • 参加者が詳しく勉強しているのに驚いた。患者さんに寄り添える薬剤師になりたい。(薬学部学生)
  • 日々新しくなる治療法に、希望が見える気がして来た。(以下、会員)
  • 会場に足を運ばなければ聞けない話が盛り沢山。賢い患者を目指したい。
  • 誰にも相談できず心配の毎日だった。あけぼの会を知ってうれしい。
  • 年内に手術を控えているが、先生にすべてをまかせ、これからもわが身を愛していく。
  • 感激し、生きて行く先に光を見た思いがした。
  • 手術して4年。息子のメールに励まされている。気分のいい時にはボランティアをしている。
  • 手術して3年、やっとこのような会に参加してみようという気持ちが沸いた。(以下、一般参加)
  • 夫婦で参加した。二人で悩んでいたが、皆さん元気でうれしかった。
  • 手術後1か月の娘に誘われ、初めて2人で参加した。母親として寄り添う9か月間は命が縮まる思いがした。今日は生きる希望をもらった。
  • 初参加。ボランティアの皆さんに感謝したい。

同会は毎月第1日曜日の午後1時から、福岡市中央区荒戸の市民福祉プラザで「あけぼのハウス」を開催、乳がん体験者が集って情報交換や相談会を開いている。次回は11月6日。次々回の12月4日は九州がんセンター・サイコオンコロジー科の大島彰医師を囲んでミニ講演会が行われる。ともに参加費500円。

お問い合わせは下記まで
電話:092-651-1751
深野百合子さんまで。

【記者の目】
こんな催しを取材する場合、記者は私よりも女性の方がよかったのでは、という思いがよぎった。でも、私にも、妻もいれば老いた母もいる。乳がんに限らず、女性に特有の病気は女性だけの問題ではない。そのそばに私や家族がいるのだ。よけいな配慮をするよりも、自分が今できること(取材)以外にもやれることはあるのか。取材の向こうにそれが見えたらさいわいだ。

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