第38回日本肩関節学会

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元福岡ダイエーホークス投手 福大講師渡邊正和さんの講演が目玉

10月7、8日の2日間開催された日本肩関節学会(柴田陽三会長=福大筑紫病院教授)で、福大講師で元福岡ダイエーホークスの投手、渡邊正和さん(45)のセミナーに人気が集まった=写真。渡邊さんは会場を埋めた400人に、プロ野球選手がケガから復帰する際、医療現場とどう関わるかについて、自分の体験を中心に話した。

元福岡ダイエーホークス投手 渡邊正和さん 福大講師の講演が目玉

福大講師で元福岡ダイエーホークスの投手、渡邊正和さん(45)

いちばん緊張したのは巨人軍の小笠原内野手

講演の座長、久恒病院の原正文院長は福岡ソフトバンクホークスのチームドクターで、渡邊さんが肩を壊した時の執刀医。講演の要所で2人が掛け合い、会場を沸かせた。
渡邊さんは佐賀西高校、筑波大学、東京ガスを経て1992年、ダイエーに5位で入団した。2000年にはリリーフで60試合に登板、防御率2・54という好成績を残してリーグ優勝に貢献、2003年に引退するまで、ホークスの「勝利の方程式」の一角として活躍した。引退後は福岡大学大学院に入学し、現在は福岡大学スポーツ科学部助手室長を勤めている。

講演では現役時代を振り返り、左肩肩鎖関節脱臼の治療などから、リハビリを始める段階で、中長期の回復計画を示してほしかったことや、最初のリハビリで、これで現場復帰できるのかと不安になったこと、理学療法士の「がんばりましょう」、「だんだんよくなってきていますよ」などの励ましが本当にうれしかったと語った。
これからの目標として、今後も野球に関わりながら、選手がけがでプレーできなくなることを未然に防ぐため、どのように自分を管理していくかを考えさせたいと話した。
会場には野球ファンも多く、「いちばん怖かった打者は」との問いに、ジャイアンツの小笠原内野手の名を挙げ、常にフルスイングしてくるので気が抜けなかったと語り、「小学生に変化球を投げさせる際に大切なのは」との質問には、「基礎的な体力や筋力をつけておかないと、無理をして体を壊してしまう」と助言した。講演のあと柴田陽三会長から感謝状が贈られ、記念写真にも快く応じていた。


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