第9回日本ヘルニア学会学術集会

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ヘルニア実臨床の成長から成熟へ

650人参加は学術集会で最多

挨拶する江口徹会長

挨拶する江口徹会長

日本ヘルニア学会(江口徹会長=原三信病院副院長)の第9回学術総会が8月1、2日の両日、福岡サンパレスと国際会議場で行われた。震災復興を最優先するため4月開催予定がこの時期に延期されたことや、週初めということもあって参加者数が心配されたが、医師530人を含め、これまでで最多の650人が参加。事務局を初めて引き受けた原三信病院の担当者を安堵させた。次回は来年4月27日から2日間、愛知県産業労働センターなどで開かれる。

今回のテーマは「ヘルニアの実臨床の成長から成熟へ」。高齢化社会の進展にともなって増加しているヘルニア修復術に関し、海外で開発された手術材料や、ヘルニア疾患への理解の深まり、患者QOL向上の取組みなどを広く情報発信したいとし、臨床の現場に即した研究や情報の共有が出来る場を目指して準備された。

応募演題は400題に及び、両日で4種類のシンポジウムや8種類のパネルディスカッションのほか、ワークショップ4、6種類14回のセミナー、主題演題2、要望演題15、98項目のハイブリッドポスターセッションなどが催された。

国際シンポジウムでは、昨年と今年に米国ワシントンやサンフランシスコ、韓国ソウルで開催されたヘルニア関連の学会に参加した日本人医師3人が、米国におけるヘルニア修復素材の現状や、日本では知られていないデバイスが韓国で臨床使用になろうとしている現実などを報告した。韓国からも、韓国ヘルニア学会会長をはじめ、二人の外科医が、韓国でのヘルニア事情について発表した。

また前期・後期の研修医を対象に、10人の若手外科医が表彰されるなど、多彩で工夫を凝らしたプログラムが実施された。

【江口徹会長のコメント】

今回、初めて本州から離れ、福岡での開催となりました。真夏の平日にもかかわらず650人以上のご参加をいただき、エキスパートから若手医師・コメディカルまで、幅広い層の積極的な発表やディスカッションが行われました。ご参加いただいた先生方、共催いただきました企業の皆様に、改めて感謝いたします。
また、学術集会の準備や裏方として支えていただいた原三信病院各部門の皆様に、その労をねぎらいたいと思います。本学会の更なる発展と、特に若い力の成長を願っています。

【記者の目】
東日本大震災が理由で、今ヘルニア学会が4月から8月に延期されたことは、開催担当者をずいぶん困惑させた。まずは予約のすべてをキャンセルし、新たな日程を決めてスケジュールを組み、それに向けてあらゆることを再調整した。その結果、本来なら週末に行なわれるはずが週はじめの開催となったそうである。「はたしてどれくらい参加してもらえるのか予想がつかなかった」と、原三信病院の担当スタッフは言う。相手は病院始まって以来の大きな催し。マニュアルはあってもリアル感に乏しい。リスクがあるにしても、それ自体が何かを思いつかないから、成功を信じるしかなかったというのが現実だったようだ。そして開催日当日の朝、前の日から福岡入りして会場に足を踏み入れた医師を見て、ほっと胸をなで下ろしたという。結果は過去最多の650人だった。

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