【よりよい視力を保つために】市民公開講座が人気
総会の全日程を終えた十九日の午後二時からアクロス福岡で、「よりよい視力を保つために=安全で視機能を考慮した眼科手術の時代へ=」、をテーマに市民公開講座が開講され、一般参加者二百五十人が席を埋めた。
講師を務めたのは常岡寛(東京慈恵医大)、坪内一男(慶應大)、澤口昭一(琉球大)の三医師。興味を引かせるため、講演の中で、「白内障の手術は猿でもできると言われているが、それは猿に失礼」と来場者を笑わせたり、術後の患者がホームビデオに出て、院長の問いかけに普段の言葉で答える光景を映し出すなどした。入場者のほとんどが高齢者。夫婦で参加した人も多く、メモをとる姿も目立った。