「創造から革新へ」をテーマに六月十七日から十九日までの三日間、福岡国際会議場と福岡サンパレスで、日本白内障学会(会長=佐々木洋・金沢医科大学教授)と日本白内障屈折矯正手術学会(会長=林研・林眼科病院)の総会があり、全国から医療従事者や研修生、留学生など二千三百人が、講演やシンポジウム、セミナーなどに参加した。
テーマ:創造から革新へ
- 【会長挨拶・会長講演】白内障学会 佐々木洋 会長
- 総会に際して白内障学会の佐々木洋会長は、「発症のメカニズムもかなり解明され、手術以外の方法で治療が可能になる日もそう遠くないはず。節目となる五十回総会がその革新のスタートになれば」とし、世界的権威であるオークランド大学のFrank Giblin教授が...
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- 【メインシンポジウム2】手術をPCのハードとソフトに見立て
- 総会二日目、メインシンポジウム2は「白内障手術オープンソースバージョン2011=対難症例プログラムをインストール=」がテーマ。手術をパソコンに見立て、ハード(装置や小器械)とソフト(術者のノウハウ)が組み合わさったものとして、ハイスペックのベテラン術者とエントリーモデルの...
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- 【よりよい視力を保つために】市民公開講座が人気
- 総会の全日程を終えた十九日の午後二時からアクロス福岡で、「よりよい視力を保つために=安全で視機能を考慮した眼科手術の時代へ=」、をテーマに市民公開講座が開講され、一般参加者二百五十人が席を埋めた。講師を務めたのは常岡寛(東京慈恵医大)、坪内一男...
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