看護の日のつどい

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会場の学生と一緒にAEDを使った救急蘇生の実演を行っている様子

会場の学生と一緒にAEDを使った救急蘇生の実演を行っている様子

5月14日、福岡市のナースプラザ福岡にて平成23年度福岡県看護の日のつどいが開催され、「看護の心をみんなのこころに」をテーマに、将来看護職を目指す学生や医療関係者、一般の方などが多数参加した。

「看護の日のつどい」は今年で制定21年を迎える看護の日・看護週間にちなんだイベントで福岡県、福岡県医師会、福岡県看護協会の主催で行われている。冒頭の式典では主催者挨拶として福岡県看護協会の神坂会長が、今日の「看護の日のつどい」を通し、看護の心、ケアの心、助け合いの心を分かち合いましょうと挨拶した。また、平成23年度看護職員知事表彰式では、長年福岡県の看護職を支えてきた看護師・准看護師30名が表彰された。会場に集った看護職を目指す多くの学生も憧れと尊敬のまなざしで受賞者へ拍手を送った。

会場では様々な催しが行われた。東日本大震災に福岡県看護協会から災害支援ナースとして派遣された看護師による活動報告では、被災した看護師支援、避難所の環境整備、被災地で活動するナースのコーディネートなどを行い、特に避難所での活動報告は聴講からも注目を集めた。避難所では衛生的な問題を数多く抱えていたため、ポータブル便器の設置、下痢などの感染防止対策、入浴環境整備などの点から衛生的な環境を整える為の活動を行った。講演した災害看護特別委員会長野委員長は、少しでも現地の方のお役に立つことができ、看護師冥利につきる活動だったと振り返った。

AEDと救急蘇生の実演では、専門の医師がスライドや模型を使用しわかりやすく楽しい説明を展開した。実際に来場者が飛び入りで体験する一幕もあった。実演の最後には蘇生方法をガッチャマンの歌にのせた替え歌を披露し会場は大きく盛り上がった。

看護の日のつどいを締めくくったのはゴスペル歌手の市岡裕子氏による講演『人生あきらめたらあかん~足りないものに不平不満を言わず、ある物に感謝~』。母の自殺、弟の死、父のアルコール依存症などの苦悩を背負いながらも、様々な出会いやその中で得た教訓をもとに父子関係を修復した自身の体験から学んだ「看護のこころ」に通じる胸を打つ講演に会場全体が聞き入った。最後には本業であるゴスペルを披露し、会場全体で大熱唱となった。

その他、高校生によるふれあい看護体験発表や会場内で東日本大震災への支援活動時の写真掲示、ふれあい看護体験川柳掲示、看護職を目指す学生への進路相談やまちの保健室が行われた。


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