2日、元九州産業大学国際文化部教授で前福岡県男女共同参画審議会会長(08~10年の3期)の冨永暉子氏の「男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰を祝う会」が西鉄グランドホテル(福岡市中央区)で盛大に催された。
発起人には、水田祥代九州大学名誉教授、稗田慶子九州大学女子学生卒業生の会(松の実会)会長ら14名が名を連ねた。麻生渡福岡県知事や海老井悦子副知事ら各界の第一線で活躍する女性も多数出席し、冨永氏のこれまでの功績を称え受賞を祝福した。池田俊彦福岡県医師会が乾杯の音頭を取った=写真=
会の中盤には、冨永氏が団長を務めた福岡県の事業「第18回女性研修の翼」のメンバー14名が登壇し一言ずつメッセージを述べた。当時参加者は全員専業主婦だったが、この海外研修をきっかけに社会的活動を始めた人も多く、牟田口美智子大木町町議ら地方議員も輩出している。
冨永氏はメンバー一人一人からのお祝いの言葉に目を細め「"母親"とは呼ばせません。私の大切な"妹たち"です」と言い会場を沸かせた。